未分類

マンションの隣室が、いわゆる「ゴミ部屋」でした。

2013年12月に、築20年の分譲マンションに賃貸契約して入居しました。

そして、6カ月経過したときのことです。季節は、6月にさしかかり、気温が高くなってきていました。

隣のお宅が、昼間は玄関のドアを開けておくようになったのですが、悪臭が漂ってくるようになりました。例えて言うと、生ごみの臭いです。

私は、最初、マンションの管理人に相談しました。

すると、管理人が隣室のお宅に出向いて事情を聞こうとしたところ、マンションの室内がゴミの山で埋まっている状態となっていました。

たまにテレビで「ゴミ屋敷」の報道がされますが、そのマンション版「ゴミ部屋」という状況でした。

私は管理人になんとか写真を撮ってくるように依頼し、その写真を、不動産仲介会社に送付して苦情を言いました。

はじめ、不動産仲介会社は「当社は何も知らなかった」の一点張りでしたが、私が引越を示唆するようになると、私の部屋の貸主に話をしてくれました。

貸主は、隣室がゴミ部屋なのを知っていて私の部屋を賃貸に出したのか否かについては言及しませんでしたが、家賃の減額を申し出てきました。そして、私に対して迷惑をかけたという意味の謝罪もしてくれました。

貸主と不動産仲介会社と私の3者で話し合い、迷惑料という意味で、家賃をそれまでの月額9万円から月額8万円に減額してくれることになりました。

ただし、今後12ヶ月分という限定条件でした。そして、今後12カ月以内に、マンションの管理組合で話し合って、隣室のゴミ問題を解決していくように働きかけると約束してくれました。

結局、それから12ヵ月後の2015年6月に、隣室の居住者の自己負担で、ゴミをすべて搬出して、室内をすべて消毒することになりました。